通信ネットワーク活動の意図

-「正確な情報の源」の真意-

ここからは、平常心の内に理解して下さい。

 

本要素を発表した目的、「正確な情報の源となること。」です。その為には「デマ」を見破るか「確認」できる方法を考えねばなりません。

 

こと緊急時には「無線」でいう「通話統制」が文字活字の世界にも必要で、これが可能となれば、デマの拡散・拡大の阻止にもつながります。
なにより出処がしっかり判読できれば、デマを防げますし、追従も可能となります。また「手を挙げている方々」を見逃さないことで、「正確なネタ」をつかみ取ることもできるでしょう。

 

緊急時には毎回のごとく「デマ」に振り回されているわけですから、減らせられる要素をこの「民間防災の情報網」で「信頼と信用」を求め、そして「信憑性の向上」を目標に取り組んでおきましょう。

 

 

当然、失格者の発生も覚悟の上です。

 

現に、2012年には災害機動通信隊の中でも、「デマ」を「ウラ取りまでした」と言い切った事務局もありますから。そこが「デマの根源」だったことを自ら周囲に知らせた結果となったのです。
しかも「正確な情報の源であること。」に宣言した方ですらそうなっていくんです。不思議でしょう?!

 

情報部門の絶対条件は、新聞も放送局も「正確な情報」しかないのです。当たり前なんです。

 

摘発要素としては偽証・詐称と言われます。
騒動で済んでも「軽犯罪法違反」なんです。中傷すれば「名誉毀損」。「デマ」はそれだけ大勢を巻込み、社会への影響が大きい証でもある事を認識しておいて下さい。


さて、2012年12月7日に発生した三陸沖地震(震度5弱)で、実際に「デマ」を流された書込みを紹介しておきましょう。

 

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【バカ発見器】悪質なデマツイートを流した松本崇彰(帝塚山学院泉ヶ丘高等学校二年生)が2chで晒され大炎上へ
「地震で家が崩れ外に出られません」「気仙沼市です」⇒「ウソやしwwみんなバカ」 これは逮捕か? 在日の可能性も高いと噂に
http://www.news-us.jp/article/305862458.html

 

-記事を一部抜粋-

2012年12月7日に東北で震度5弱の地震が発生した。
ツイッターで一時トレンドワードが全て地震関連の単語になるなど、インターネット上でも大きく騒がれた。

そんな中、「地震で家が崩れ外に出られない、救助を呼んでくれ」という「デマツイート」が急激に拡散され、朝日新聞社会部のアカウントも釣られる事態となった。

このユーザーは19時
「ウソやしwww みんなバカだねぇ マジだったらTwitterなんかやらねえよ」とツイート。
地震の騒ぎに乗じた「愉快犯」だったようだ。

 

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上記が今回問題となった、書き込み型での「デマ」事案です。

 

当初の語句だけで済んでいれば、逆に信憑性が高く感じるでしょう。その後、数回のやり取りがあったがため、「嘘」にたどり着けたのかもしれません。

 

私が指揮者ならなら、最初の文言で「倒壊家屋の確認作業」への出場を命じていますよ。
まだ、自分で「ウソ」を言い出したから良かったのです。中には「嘘を突き通す」族もいますからね。

 

それと、拡散にも問題がありますよね。救出を依頼したければ、その筋に送り届ければ良いだけのこと。今回は地元の警察も消防も被害があったわけではありません。

 

なにか「お役だち情報的な感覚」で、軽易に拡散されている気がしてなりません。ならば拡散することの必要性は?と考えたなら、国民で取り組まなければならない事。まつわる方・つながる方のチカラが必要な時。それらをコントロールしなければならない時。と感じますが…  アナタはどのように思いますか?