Skype


Skype(スカイプ)は、マイクロソフト社が提供するP2P技術を利用したインターネット電話サービス。KaZaAの共同開発者であるニコラス・センストロムとヤヌス・フリスが開発者であり、タリンで開発された。
Skype(英語発音: /ˈskaɪp/ スカイプ)は、「Sky peer-to-peer」の略である。

概要

P2P技術を利用したコミュニケーション・ソフトウェアであり、比較的低速な回線やファイアーウォールの内側でも高音質の安定した通話を実現できることが特徴。一般の電話との相互通話を実現する機能(国によって制限がある)や、ビデオ通話機能も備えている。

 

Windows (XP、Vista、7、8、Mobile、Phone)、Linux、OS X、PSP、PS Vita、iPhone、iPod touch、iPad、Android、Symbian用のソフトウェアが同社から無料で提供される。

 

Linux においてはディストリビューションごとに対応が異なり、現在でも公式リポジトリに含めているものも存在すれば、マイクロソフトによる買収後に公式リポジトリからは除去され、有志のPPAによる配布のみのものもある。

 

日本語版のソフトウェアは Skype の公式サイトのほか、提携先(後述)からも入手可能。

 

日本国内においては、バッファロー、エキサイト、フュージョン・コミュニケーションズの各社と提携しており、サイト上でのソフトウェアの配布やインフラの提供とともに、独自の関連商品を発売している。

 

かつては、ライブドアと提携して2004年10月26日からソフトウェアを配布していたが、2008年1月8日の業務提携満了に先立って、2007年11月14日に配布を終了した。

 

2010年にはパナソニックの薄型テレビ「VIERA」において、Skypeによるテレビ電話機能を搭載した機種が発売された。

通話・通信料

Lite版利用時は、他のハードウェア・ソフトウェア利用時に比べて特殊。

 

海外の固定電話や携帯に通話発信 - 携帯電話の市内/国内標準通話料金(通信オペレータへの支払)と、固定電話・携帯電話への標準通話料金(Skypeアカウントからの引落)を足した額

 

 

Skypeコンタクトへの通話発信 - 携帯電話の市内/国内標準通話料金(通信オペレータへの支払)

 

 

インスタントメッセージとオンライン - 電話会社の標準データ料金(通信オペレータへの支払)。

 

ソフトバンクモバイルの端末の場合は、Xシリーズ(SBM扱いのNokia N82を含む)は「パケット定額フル」の対象だが、SoftBank 705NKのみ(およびSIMロックのない端末)、SoftBankアクセスインターネットが適用されるため、「パケットし放題」の上限が無いことになる。

 

なお、ドコモのFOMAカードを利用して、Nokia E61等を利用する場合は、mopera Uの通信体系となる。

 

従って、パケ・ホーダイダブルまたはBiz・ホーダイダブル利用時は、PC接続時の上限額扱いとなる。

 

Skypeコンタクトからの通話着信・オンライン番号への通話着信 - 国内の携帯電話に発信する標準Skype通話料金は、アカウントのSkypeクレジット残高より引落(上述の通話料ないしは通信料に併せて、Skypeアカウントからの引落)