段階システムとは

一般回線(固定電話)がだめなら、次は「携帯電話」。「携帯電話」がだめならば、「PHS」。「PHS」がだめならば、「簡易無線」でと「次なる情報の発信方法」を段階的に考え、「つながる」為の手法を日常生活の中でシステム化(ルール化)しておくことです。

生活になじんでいる特別なものではないツールを使うことで、日ごろからたしなむこととなり、特別な訓練を行うこともありません。

そこで、インターネット回線や電子メールなども含めた「民間防災 通信ネットワーク」を、各地で旗揚げしていただける「筆頭者」を募り、その方々が軸となり、非常時には「正確な情報の源」となっていただければ、民間防災の目的の一つである「手を挙げている人を見逃さない」につながっていこうかと思っております。

災害地点からの発信は無理としても、ひと枠外に出た場所からは発信が可能であったりと、その時の場面や場所、タイミングは一律ではありません。

その為には、ブログやフェイスブックなど、まんべんなく活用されている方々と、それらの情報を拾い上げられる方々(鉾先)が必要です。

民間防災では「在宅ボランティア」として、私ではできない時間帯、テクニックと知恵のある方々を募り、その方を軸にする、いわば「アンテナショップ」的存在を全国各地に求めておきたいのです。

けっして「在宅ボランティア」は健常者のみではありません。

片腕の方でも、私より数段パソコン知識があり、使いこなされている方も多くおられます。

旗揚げしていただければ、その方々の存在も表面化でき、存在を知っていただければ、いざ発災時には側近の方々に救いの手を求めることも出来るのではないかと感じております。

一番の狙いは「救いの手が必要」=「手を挙げている部分」を見逃さない!事だと思っております。

そして、このネットワーク構想には、なんといっても「情報を受けられる鉾先も必要」なのです。

是非、この構想を形にしていただける方々、良き知恵をお与いただき、お手をお貸しくださいませ。

ここから先は「ヒューマンネットワーク」ともなり得ますね!